京都キムチのほし山
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行列のできるキムチ講座 酸っぱくなったキムチ、捨ててませんか?

キムチという食べものはズバリ「発酵食品」。きちんと造られている漬け物は全て発酵食品と言えます。他の食べ物のように酸っぱくなった=傷んだ、腐った!という図式を当てはめるのは間違いなのです。 酸っぱくなるという事は、乳酸発酵により発酵が進んで乳酸が過剰に生産されたということになります。蓄積された乳酸の働きにより有害な微生物が繁殖できなくなり、腐敗が防止されるという訳です。日本で言えば「なれずし(乳酸発酵させたお寿司)、琵琶湖のフナずし」などが代表的な乳酸発酵を利用した保存食です。というわけで、変な匂いや味になっていなくて、ただ酸っぱくなっているだけなら衛生的には問題ないものと思われます。酸っぱくなったキムチは豚キムチやキムチチャーハンやキムチチゲにすれば非常に美味であり、中には「豚キムチ作りたいからちょっと酸っぱくなるまで寝かせておくか♪」なんてお客様もいらっしゃるほど。本場韓国でも、発酵が進んだキムチは様々な料理に利用され、無駄なく利用されています。ただし上記の話はきちんとした保存が出来ていてこその話ですのでお買い求め頂いたキムチはきっちり保存してあげましょう♪→詳しくはこちらに記載してございます!ぜひご覧あれ♪

からだにやさしい。先人たちの贈り物?

キムチの辛さの源は唐辛子ですがそこに含まれますカプサイシンという物質。これには体内の代謝を促進させ、脂肪の体内燃焼を早めてくれる 働きがあると言われています。またカプサイシンの持つ発汗作用により汗と一緒に体内の老廃物 も排出するためキムチを毎日摂ると言われる「韓国」の女性が”韓国美人”などと取り上げられる現象は、日本でいうところの豚肉を頻繁に摂る→コラーゲンが~→「沖縄美人」という図式にも似ているのではないでしょうか?納豆にしろキムチにしろ発酵食品に共通しているのは保存というテーマをどうクリアするかという部分に対し立ち向かった先人たちの素晴らしき知恵であった訳ですが、使う食材や道具もシンプルそのものでありながら現代においても全く手を加える必要すらないほどの高い完成度には関心させられるばかりですね~♪

キムチにまつわるエトセトラ

キムチは近年、我が国日本のみならず世界各国に広まる食品となりつつあります。その発端というのが実は世界の祭典「オリンピック」。1992年夏のバルセロナオリンピックで韓国は男子マラソンで優勝するなど好成績を収めました。その秘密は韓国選手団が大量に持ち込んだ「キムチ」にあるのではないか!?との推測を呼び、2年後に広島市で開かれたアジア競技大会ではなんとアジア各国選手団がキムチを持ち込みキムチの持つパワーに期待を込めたのでした。そして1996年のアトランタオリンピックではオリンピック選手村がキムチを正式メニューに加えるという出来事が起こったのです。それを機にキムチは世界への大きい跳躍を見せたのでした♪

和製キムチはあくまで「キムチ風」

今や日本ではスーパーに行くと売り場には必ずキムチが並び、種類も選べるほどですよね。しかし残念なことにその大半がいわゆる「和製キムチ」というのが現状です。昭和50年頃に日本人向けのいわば合理的なキムチが販売を開始しました。化学調味料などで味を整えた「キムチのたれ」に野菜を数時間から一晩漬けこめば完成というそのエコノミックなキムチは瞬く間に日本を席巻し今日でも食べ続けられているのです。それがキムチなんだと思っている人も少なくはありません。しかしほし山は本物のキムチ を食べて頂きたい!その美味しさを知って頂きたいとの想いを胸に素材や製法に妥協することなく京都梅津の地で長年キムチを漬け込んでまいりました。昨今は素材にこだわり本格的なキムチを漬ける業者が増え、お互い切磋琢磨できることを嬉しく思っております♪